roborock
 
映画の企画で、ペーパークラフトの型紙を
作らせて頂きました。

これまでにも、カミロボという表現から派生していく形で
幾つかのペーパークラフトの型紙を
作る機会がありましたが、これはこれで
自分の中で「新たな楽しみ」となってきたようです。

そんなペーパークラフト活動、
今回作らせて頂いたのは
11月公開の映画「 ROBO ☆ ROCK 」に
登場するロボット、ランドツェッペリンです。

この企画は、映画館にご来場の方へ限定プレゼントとして
ペーパークラフトを付けよう、という事で
ロボ☆ロックとカミロボのコラボ企画として
お話を頂いたものでした。

以前、子供さんを対象にしたワークショップで、
カミロボを簡略化した「かんたんカミロボ」という
型紙を作ったのですが、今回求められている表現も
そういった感じのイメージでした。

最終的な落としどころのイメージは
「ちょっと気の利いてる紙相撲」って感じ。

子供の頃から、紙相撲とか、
50円のグライダーとか(薄い発泡スチロール製のヤツ)
最近のものだと、アメリカ製の
帆船のゲームのコマ(正式に何て言うか分からないのですが…)なんか の、
平面構成で作られた立体モノはすごく好きなので、
そんな雰囲気が出るように進める事としました。

しかし、何と言ってもこのデザインです。

最初に、このランドツェッペリンのデザインを見た時は
「これは ” かんたんカミロボ ” 的な
アレンジが難しそうだな…」という印象を受けました。

一般的な人型のデザインならば、
ある程度、平面的に捉えることが出来るのですが、
ランドツェッペリンの場合、前後方向の奥行きや
各パーツの立体的なボリューム感を表現しなければ
元のデザインの魅力が伝えられないのではないか、と。

なおかつ、今回は「展開図がB6サイズに入る事」と
「気軽に作れるシンプルな型紙にする事」が
一番重要な課題となっていました。

幾つかの制約をクリヤーして
答えを出していく作業は大変ではありますが、
今回のように「お題」を与えられる状況というのも
逆に燃えるというか、自分の中の職人的な部分が
反応して、楽しい作業となりました。

と、いうわけで、幾多の試行錯誤の末、
なんとか完成に持っていく事ができました。

映画鑑賞の際にはぜひペーパークラフトの方も
楽しんでいただけたら、と思っております。

映画「 ROBO ☆ ROCK 」は11月23日より、
渋谷Q-AXシネマほかで全国ロードショー、です。

雑誌「Quanto」2007年10月号掲載

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