マドロネック図鑑
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観客
 

7月21日、大阪城ホールで
総合格闘技「DREAM 5」を観戦しました。

今回は出場選手のコスチュームの件で
急遽お手伝いした事もあって、
結果的には仕事的なニュアンスも(若干)含んだ
観戦となりました。

前回のさいたまスーパーアリーナ大会も
急に会場へ足を運ぶ事になったし、
なんだかんだで総合格闘技を生で見る機会も多いなぁと
思う今日この頃です。

   ★     ★     ★

数年前、総合格闘技を初めて会場で見た時、
プロレスとの客層の違いに
ちょっとした驚きを感じたのを覚えています。

「これは花火大会にでも来たのではないか…」と。

(ま、どっちが良いとか悪いとか、
 そういう話ではないけれど。)

「客層の違い」というのも興行を楽しむ大きな要素で
少なくとも自分が見てきた範囲の中でも
時代と共に変わってきている実感があるし、

プロレスや格闘技などジャンルの違い、
東京や大阪、さらに地方の小さな会場の雰囲気などなど…

そこに集まる人が作る「場の空気」というのも
場所や時代によっていろいろだなぁ、と思います。

   ★     ★     ★

例えば ” 日本プロレス界の父 ” 力道山の時代の
映像や写真を見ると、

その観客のほとんどはネクタイを締めて
「それなりの威厳を感じさせるオジさんたち」ばかりで、
たまに座ってる女性はピシッと着物を着た
上品なご夫人だったりします。

80年代前半のプロレスブームの頃の映像では
ガヤガヤしてモワッとした独特の熱気が感じられるし、

90年代前半、” 涙のカリスマ ” 大仁田厚に群がる
ファンたちの表情も、今見ると感慨深かったりするものです。

手元にある古いプロレス写真集の観客たちも
みんな本当にいい表情で、

なんていうか、

もう戻す事の出来ない、それぞれの ” 時代 ” というものを
感じてしまいます。

ま、「歌は世につれ…」ってヤツなのでしょう…。

   ★     ★     ★

そんなわけで観戦した「DREAM 5」。

選手も、戦い方も、演出も、客層も、これが「今」の最新版。

立ち技はリングを見て、
グラウンドの攻防になると大型モニターを凝視する、という
観戦方法も、完全に定着した「今」のスタイル。

ただやっぱり、さいたまスーパーアリーナと
大阪城ホールの観客の雰囲気はちょっと違っていたりして、
「そういうのは変わらないなぁ…」と
ちょっとホッとしたりもした格闘技観戦でした。

 
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