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ガチボーイの話の時に
自分の学生プロレス時代の事について
書かせて頂きましたが、
今回はその続き、リングを作った話を書こうと思います。
僕たちの学生プロレスは
勝手にゲリラ的に始めたものなので、
元々リングなど持ち合わせていませんでした。
だったらそれっぽいものを自分たちで作るか。
それが一番安上がりだろう、というわけで、
以下、リング作りのドキュメント。
二十歳の頃の話です。
手元に残っている
当時の書類と共に紹介します。
★ ★ ★
1.「 図面を引く」
仲間と集まって会議を開く。
安上がりで、それなりに丈夫なリングを
作るための方法を考える。
モノがモノなので、
かなり細かく指示された図面を書く。
しかし、全体の作業量が
具体的にイメージできるようになればなるほど、
今から自分たちがやろうとしている事の
大変さに気付く事に…
当時の僕たちの思考力、機動力、財力からすると
これはけっこうハードルが高い…
2.「鉄柱の発注」
近所にあった鉄パイプ屋さんに
事情を説明しに行く。
ちょっとドキドキしたけど
すんなりと事情は分かってもらえて、
鉄パイプを4本切ってもらって購入。
みんなで鉄柱を担いで学校に戻る。

このあたりから
「もうあとには引き返せない…」という
緊張感と高揚感がメンバーに漂ってくる。
3.「鉄柱の加工」
オイル缶に、鉄柱と基部の木材を固定し
セメントで固める。
芸大なので、こういう作業になると
にわかアドバイザーや、やる気満々のアシスタントが
どこからともなく適当に集まってくる。
4.「ロープを購入」
ロープの問屋さんで ” 巻き ” でロー プを購入。
黒のビニールテープを大量に購入し、
ロープの上にぐるぐる巻いていく。
この頃から、ポスターや衣装作り、学祭実行委員会との会合など、
いろいろと作業が増えてくる。
それに伴って、サポートしてくれるメンバーも増えてくる。
5.「布団を集める」
クッション用の布団を集める。て言うか ” 拾う ” 。
学生街なので、ゴミみたいな布団は楽に手に入る。
当時の材料調達一覧表には「買う」「借りる」と並んで
「拾う」という項目があって、そこに ” 布団 ” と書かれている…
6.「ビールケースを借りに行く」
試合の前々日。
事前に聞いていた飲料関係の流通センター(?)まで
大量のビールケースを借りに行く。
これは、メンバーのお父さんの仕事の関係先が
ご好意で貸して下さったモノ。
隣の県まで軽トラで何回か往復する。
7.「リングを組む」
試合前日。早朝から集まって、いよいよリングの設営。
当初のプラン通りにビールケースを組み、
鉄柱を立てる。
板、布団、ブルーシートを敷く。
鉄柱にロープを通す。
だんだんリングの形が見えてくる。
8.「完成」
遂に完成。しばし達成感に浸る。
★ ★ ★
写真は当日の写真。こんな感じでした。
出来上がったリングを眺めながら
「壊れたらもったいないから
試合せずに、このまま眺めてるか…」などと
本末転倒な事を言っていたのを思い出します…。 |